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執筆者の写真Takae

繰り返しの練習(アッビャーサ)と動き回る考えから自分を離す=見極めること(ヴァイラーギャ)ーー瞑想

心をおさめること(ニローダ=Nirodhaha)ができないと、常に動き回る考え(チッタ・ヴルッティ=Citta Vrtti)と本当の自分の区別ができず、考えが変化するたびに自分自身がそれに振り回されて、一喜一憂したり、悩んだり苦しんだりします。

苦悩の原因となる考えの動き(ヴルッティ)は、


繰り返しの練習(アッビャーサ)と

動き回る考えから自分を離す=見極めること(ヴァイラーギャ)


を持続することによりおさめることができる、と聖者パタンジャリは『ヨガ・スートラ』で教えています。


それがヨガの瞑想の練習です。

そして瞑想をするために、ハタヨガでは心身のバランスを整えるポーズ(ア―サナ)と呼気調整法(プラナヤーマ)を、繰り返し時間をかけて練習していきます。

心をおさめることは一朝一夕には成し得ません。決して焦らず、地道な練習を繰り返し長く続けていくことが、心をおさめ苦悩から解放されるというヨガのゴールに向かう正道。――なんだか仕事や人生の成功への道のりに似ていませんか?


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