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  • 執筆者の写真Takae

2019年11月-12月のフォーカス: ディヤーナン(瞑想)


ヨガのマントラの中でも最も短いものが

Om (オーム)

であることはこれまでにもお話してきました。

これは「宇宙の音」とも言われ、もともと

A-U-M

の音節からなり立っています。

『ヨガスートラ』ではこれを「プラナヴァ」と呼び、「全ての始まりの音」としています。また古代に編纂された哲学書などでも、この3音節の意味を「覚醒・夢・熟睡」(人が体験する状態)とか「創生・維持・変革」(進化発展のプロセス)、あるいは「過去・現在・未来」(時間)というように、自然の摂理をあらわすいろいろな解釈がされています。

この3音の後に、実はもう一つ聞こえない音、すなわち「無音」の静寂があります。その静寂で自然の摂理を深く感じることにより「心をおさめる」目標にさらに近づきます。

今月から年末にかけて、ヨガの8つのアプローチのうちの7番目の

Dhyanam (瞑想)

にフォーカスしています。今週もア―サナの練習の前後で瞑想も練習していきましょう・・・Om。




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