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  • 執筆者の写真Takae

健康寿命を延ばす

2021年1月4日

ヨガ仲間の皆さん、

新年明けましておめでとうございます!

どのようなお正月を迎えられましたでしょうか。

私はこの元旦も夫と二人、ワイマナロの自然農場で「初農作業」に精を出しました。コオラウ山脈の麓にある森の中の、小川のせせらぎが耳に心地よい静かな場所にあります。今年はこのファーム内で皆さんとのヨガレッスンや瞑想を開催することを目標にしていますので、実現の暁にはぜひご参加ください。

昨年は一年を通して、身体の各部分の解剖学的機能について学び、ア―サナの練習を深めてきました。今年はそこからさらに一歩進んで、痛みや不快感を持ったときにそれがどこから来るのか、どうすれば軽減できるのかを一緒に学んでいきたいと思います。

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ところで「健康寿命」という言葉をご存知でしょうか。

医学や化学など現代科学の急速な進歩と食生活の改善により、人間の平均寿命は飛躍的に延びています。しかし、日常生活に制限のない期間を指す「健康寿命」の延びはそれに追いついていません。

例えば、日本人の平均寿命は世界一の水準を保っていますが、日常生活に制限のない期間を指す「健康寿命」と平均寿命との差は、男性で約9年、女性で約12年もあるそうです。(参照:厚生労働省広報誌サイト https://www.mhlw.go.jp/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/2018/03_01.html

世界保健機関が示す各国のデータを見ても同様の傾向が見られます。(参照:WHO Life Expectancy and Healthy Life Expectancy Data by Country: https://apps.who.int/gho/data/node.main.688

日本やハワイをはじめ超高齢化が進む現代社会において、人が生きる年数=寿命と、介護や制限もなく日常生活を送ることができる年数=健康寿命とをいかに近づけるかが、重要な課題になっています。

その人の身体コンディションや日常生活に適したヨガプラクティスを続けることによって、皆さんにできるだけ長く健康で快適な人生を送っていただきたい。――それが、私の心からの願いであり目標です。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。


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